季節を飾る~餅花~
お久しぶりです。藤豆です。
最近ますます寒くなってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
あずきミュージアムではお正月の準備が始まりました。
12月16日(金)~18日(日)には「餅花作り体験」を開催しました。
ミュージアム館内ではこのような花器に餅花を生けていますが、
ご家庭でも飾りやすいような方法を考えてみました。
柳の枝を丸くし、洋服をかけるフックやクリスマスリースを
かけていた場所に飾るアレンジ方法です。
「かける場所がない」「そもそもリースは飾らない」といった場合は、
このような和風のトレイに飾ってみてはいかがでしょうか?
餅花は柳の枝に丸い餅をつけ、稲穂に見立ててその豊作を祈る飾り。
小豆の豊作を願って、小豆の莢を添えてみました。
下の白い紙は茶席などで使用されるお懐紙を使用しています。
お懐紙を使用しなくても、白い紙を一枚添えるだけで
パッと華やかな印象になります。
小豆の莢のかわりに飾り用の稲穂を添えたり、
干支や縁起物の置物を添えてもいいかもしれません。
こちらは玄関のシューズボックスの上やチェストの上に置いて
鑑賞していただけます。
当館では毎年1枚目の写真のように壁に取り付けた花器に生けていますが、
飾り方に正解はありません。
(ミュージアムの庭園に生えている万両を利用してアレンジしましたが、
南天の実や小さな松、冬の花等を添えても華やかになると思います)
様々なアレンジ方法を試して、自分だけの餅花を飾ってみてくださいね!