5月2022

はじめまして

はじめまして、まめ丸と申します。

あずきのある暮らしを私なりの視点で、

より身近に取り入れてご紹介できればと思っています。

みつまめさん、藤豆さんとは同僚で日々楽しく切磋琢磨しております。

どうぞよろしくお願いしますsparkles

私は今回あずきを使って“あずき茶”を作ってみました。

“あずき茶”ってご存知でしょうか?

作り方を簡単にご紹介すると、

あずきを香ばしくなるまで炒り、そのあずきをお茶袋に入れ、

30分程煮出しました。

色がつけば完成です。

あずき茶です

このあずき茶、味もさることながら、

あずき同様に栄養豊富で体にとてもいいのです。

あずきには食物繊維、ビタミンB1 B2 B6、鉄分、ポリフェノール、アミノ酸など

様々な栄養素が含まれており、健康にいい食べ物です。

あずきの持つ栄養素は煮ることで溶け出すものがあるため、

お茶にすることでその栄養素もしっかりと摂取することができます。

詳しいあずきの栄養は、

追い追いたっぷりとご紹介させていただきますねmusical_note

あずき茶は、あずきの栄養素を手軽に摂取できる上に、

風味がよく飲みやすいのでおすすめです。

使ったあずきも、今回はキーマカレーに入れていただきました。

では、今回はこの辺で失礼します。

ご意見、ご感想などお待ちしております。

ショウブの話

こんにちは藤豆です。

5月に入り、ミュージアムも連日たくさんのお客様にお越しいただいています。

庭園ではハナショウブが美しい花を咲かせています。

そこで庭園のハナショウブを使って、5月らしく花を生けてみました!

ハナショウブとヨモギ

さて、5月のイメージとしてこのようにハナショウブを飾るイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

もしかしたらショウブ湯につかった経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

じつは「ハナショウブ」と「ショウブ」は全く別の植物なのです。

ショウブ湯などに利用されるショウブは「ショウブ科」、ハナショウブは「アヤメ科」。

いきなり科が違うといわれても、「なんのこと?」って感じですよね(笑)

もっと分かりやすい違いもあります。 それは「香り」。

ショウブ湯に利用されるショウブは葉や茎にさわやかな香りがあり、

ヨモギと共にその香りが魔除けになるとされています。

そのため5月頃には家の屋根にショウブとヨモギを並べ、魔除けにする

「軒菖蒲(のきしょうぶ)」という風習があります。

2018年5月5日 京都にて

写真のショウブに花は咲いていませんよね?

ハナショウブの葉や茎にはそのような香りはありません。

5月5日の端午の節句にちなみ、目で見るハナショウブと香りを堪能するショウブの

紹介でした。

皆さんも、この機会に近くの菖蒲園などで「ハナショウブ」を鑑賞してみては

いかがでしょうか?

あるいは「ショウブ」を玄関や門柱に飾ったり、ショウブ湯につかってみても

いいかもしれませんね。