おしらせ

野良生えしたヤブツルアズキ

こんにちは!まめきちです。

まだまだ自粛が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

季節は「立夏」が過ぎ、もうすぐ「小満」

花が落ちて実を結び、麦が収穫を迎える時期です。

西日本では梅雨入りも近づいてくる頃ですね。

 

夏の気配を感じるミュージアム庭園でヤブツルアズキを発見

2013年から庭園で栽培、展示しているヤブツルアズキが

野良生えしたようです。

野生の種はなかなか水を吸わないので、いつ落ちた種なのかはわかりません。

でも、ちゃんと芽を出して育つ姿を見つけて嬉しいです

 

ヤブツルアズキといっても、普通なら雑草扱い。

なので、庭園で見つけてもすぐに除草され、なくなってしまうのですが

今回は成長を見守ろうと名札を付けました。

ミュージアムは休館中ですが、皆様と一緒にヤブツルアズキたちを

見守っていきたいので、また成長をご報告いたします

臨時休館延長のお知らせ

こんにちは!まめきちです。

緊急事態宣言が延長される見込みとなり兵庫県内の学校も5月末まで

休校となるところが多いようです。

そのような状況を鑑みて、誠に残念ではありますが

あずきミュージアムの臨時休館も5月末日まで延長致します。

とにかく今は頑張って自粛し、早くこの事態を終息させましょう。

自粛が緩和された際には、あずきミュージアムでゆったりとくつろいで頂き

心穏やかに学び、過して頂けるようスタッフ一同願っております。

 

ミュージアム庭園は初夏の彩りが美しいです。

大輪の牡丹の花

開花が遅れていた淡墨桜も散り始めていました

淡墨桜の花びらのじゅうたんができていました

今まで当たり前だった日常が、非日常になった今、先人たちが

非日常の「ハレの日」を服装や食事も変えた特別な日としていた

日本の文化に思いを致します。

「日常」が戻った時、ハレとケの文化を大切にしてきた

日本人の「心」を改めて深く感じる事ができるのでは…

大変な毎日ですが「ハレの日」に小豆を食べた日本人の「小豆文化」に

何かヒントがあればと日々展示を見ながら考えています。

新型コロナウイルスにより閉館中

こんにちは!まめきちです。

突然の休校で教育の場がなくなってしまった子どもたちの為にもと

平日のみ開館しておりましたが、緊急事態宣言が発令され

あずきミュージアムも5月6日までの臨時休館が決定いたしました。

徐々に不安の高まる日々ですが、早く終息して

元気に皆様にお会いできる日には心から楽しんでいただけるよう

スタッフ一同準備をしてお待ちしております。

 

ミュージアム2階、フォークロアのまじないの展示には

「疱瘡神(ほうそうしん)」が紹介されています。

昔、天然痘(現在の水ぼうそう)にかかるのは悪神の仕業と考えられ

村の入り口に赤飯をおいて疱瘡神が入ってくるのを防いだそうです。

全国的に悪神は赤い色を嫌うと言われていて、魔除けに小豆が使われる事が

よくあります。また、米と小豆を一緒に炊く赤飯は人間に必要な

必須アミノ酸を効率よく接取でき、免疫力を高めます。

ぜひ、ご家庭で赤飯を炊いて食べ、邪を避けて免疫力を高めてくださいね

 

庭園では季節の花が静かに咲いています。

先の見えない不安の中、季節を感じることで着実に時は流れて

いずれは日常が戻ってくるのだと思っていただけると嬉しいです。

八重のヤマブキの鮮やかな山吹色

シャクナゲが大輪の花を咲かせています

外出もままならず、制限された毎日ですが、皆様に少しでも心休まる

時間がありますように願っております。