12月2022

季節を飾る~餅花~

お久しぶりです。藤豆です。

最近ますます寒くなってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

あずきミュージアムではお正月の準備が始まりました。 

12月16日(金)~18日(日)には「餅花作り体験」を開催しました。

あずき茶で染めた餅花は、やさしい桃色が特徴

ミュージアム館内ではこのような花器に餅花を生けていますが、

ご家庭でも飾りやすいような方法を考えてみました。

柳の枝を丸くし、洋服をかけるフックやクリスマスリースを

かけていた場所に飾るアレンジ方法です。

「かける場所がない」「そもそもリースは飾らない」といった場合は、

このような和風のトレイに飾ってみてはいかがでしょうか?

餅花は柳の枝に丸い餅をつけ、稲穂に見立ててその豊作を祈る飾り。

小豆の豊作を願って、小豆の莢を添えてみました。

下の白い紙は茶席などで使用されるお懐紙を使用しています。

お懐紙を使用しなくても、白い紙を一枚添えるだけで

パッと華やかな印象になります。

小豆の莢のかわりに飾り用の稲穂を添えたり、

干支や縁起物の置物を添えてもいいかもしれません。

こちらは玄関のシューズボックスの上やチェストの上に置いて

鑑賞していただけます。

当館では毎年1枚目の写真のように壁に取り付けた花器に生けていますが、

飾り方に正解はありません。

(ミュージアムの庭園に生えている万両を利用してアレンジしましたが、

南天の実や小さな松、冬の花等を添えても華やかになると思います)

様々なアレンジ方法を試して、自分だけの餅花を飾ってみてくださいね!