ガイドツアーQandA

またまた更新をSABOっていました:sunglasses:

前回の雪とミュージアムから一転

ここ数日はやっと暖かくなってきて

庭園の木々が小さな花をつけていたり

鮮やかな緑の葉っぱを見ることができたりと

散歩しているとたくさんの春を感じることができました:sunny:

 

さて、来週末に実施する

【特別企画】小豆博士のガイドツアー:memo:

2014年3月29・30・31日(土・日・月)

①11:20~ ②13:30~ (1時間程度)

あずきさんのガイドツアー

※あずきさんがガイドするわけではありません。

 

ガイドツアーって… :speech_balloon:

展示を順に解説してくれるの:question:

むずかしくないかな:question:

小豆の栽培について重点的に知りたい:exclamation:

どんな先生なのかな:question:

などなど、様々なギモンがあると思います。

今回はそんなギモンに答えていきます。

 

Q.どんな先生なのかな?:thought_balloon:

A.今月来ていただける先生は 沢田 壮兵 先生

帯広畜産大学名誉教授で農学博士の先生です。

楽しく明るく、参加者に合った内容で

小豆についてやさしく教えて頂けます。

いつも帯広からお越し頂いていますが

前回は、電車で北陸の遺跡などを巡りながら

一人、ゆっくりと旅をしながら帰られたそうな。。。

 

Q.展示を順に解説してくれるの?:thought_balloon:

A.ガイドツアーに決まったスケジュールありません。

参加者のご希望やお好み、質問に合わせ

先生が案内してくれます。

質問が質問を呼び、奥ぶか~い話になることもあれば

ミュージアム全体をガイドされることもあります:sparkles:

 

Q.むずかしくないかな?:thought_balloon:

A.参加者によって先生が合わせてガイドしてくれます。

わからないことがあったらどんどん質問してください:sparkles:

 

Q.小豆の栽培について重点的に知りたい:thought_balloon:

A.重点的に一か所を学びたいときは

ガイドスタッフか先生にお申し付け下さい。

参加者が複数の場合はご希望に添えない場合もありますので

午前中や平日のガイドツアーがねらい目ですよ:sparkles:

 

さて、質問に答えていくうちに

先生のハードルを上げているような気がしてきました:sweat_drops:

とにかく、このガイドツアーは

「先生が話をして、参加者がそれを聞くだけ」

というものではなく

「先生と会話をしながら、楽しい学びの一日を過ごす」

そんな感じです。

 

暖かい木漏れ日に春を感じる庭園を散歩したり:herb:

ゆっくりした館内で楽しく小豆を学んでみてはいかがでしょうか:memo:

来週末は先生とガイドスタッフでお待ちしています。

 

 

さて先日、

あずきさん先生(仮)に『あずきの栄養』をガイドしてもらっていたら…

あずきの栄養ガイド

「ん?」

何かに気付いた様子のあずきさん。

どうやら『美容に役立つ』という内容に改めて興味を持ったみたい。

小豆に含まれるビタミンB2とB6が、美容に良いようです。

『ごぼうの3倍もある食物繊維』にも興味を持って

結局、私そっちのけで展示に見入ってしまいました。

勉強中のあずきさん。先生への道はまだ遠い…。

へー。

雪とあずきミュージアム

1ヶ月以上更新を怠っておりました:sun_with_face:

寒い寒い2月:snowflake:

関東では記録的な積雪量となったり:snowman:

そんな雪の日に私豆三郎と家内との間に

豆子(仮名)が生まれました:baby:

この雪の日は忘れることの出来ない一日となりました:snowman:

 

そんな日に、開館以来初めて

雪化粧をしたミュージアムの姿を撮影することができました:camera:

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粉砂糖を振りかけたような、うっすらな雪ですが

かえって庭の緑が引き立ってきれいに見えます:penguin:

 

開館依頼、「春」「夏」「秋」の庭園の写真はありながら

なかなか「冬」の写真を撮るチャンスに恵まれませんでしたが

ようやく撮影することが出来て良かった良かった。

当日は朝の清掃も遅らせて

早くから撮影して頂いた甲斐がありました♪

 

そういえば!

雪と戯れるあずきさんの撮影をすっかり忘れていました:dancers:

開館以来初めて見る庭園の雪景色を

あずきさんも楽しんでいましたよ。

 

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小正月には小豆粥

今日、1月15日は『小正月』

小正月は旧制の正月(太陰暦)の名残で:waning_gibbous_moon:

後に中国から「朔旦正月(太陽暦)」が輸入され:sunny:

採用当初は新旧二重の正月を祝う状態となっていたそう。

朔旦正月が実質的な正月として祝われるようになり

これを所によっては「大正月」と呼んで

旧来の十五日正月を「小正月」と呼ぶようになったそうです:crossed_flags:

 

小正月には「小豆粥」を食べる風習が日本各地に残っています。

遥か昔、奈良時代に中国から『荊楚歳時記』が伝来:closed_book:

ここに豆粥の記述があり

小豆粥を食べる風習の起源であるとされています。

また、『土佐日記』や『枕草子』にも

正月に小豆粥を食べた記述があります:books:

と、いうことで私もミュージアムのレストランで頂きました。

IMGP2212

(食べたのはお餅入りのものですが、写真を撮れませんでした…)

 

小正月の小豆粥に関連する風習はたくさんあります。

そのひとつが「成木責(なりきぜめ)」です。

柿の木などの果樹に

「成るか 成らぬか 成らぬと伐るぞ」

と言って傷をつけ(叩いて)

別の人が「成ります 成ります」と

木の役となって返答し、傷口に小豆粥を塗って

豊熟を約束させる呪い(まじない)です。

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IMGP4180 

(あずきミュージアムにある柿の木で行った「成木責」)

 

他にも、小豆粥の中に竹の筒を入れ

入った米・小豆の粒の多少で五穀の豊凶を占う

「筒粥神事」や「粥占神事」という神事があったりと

小正月には何かと話題の「小豆粥」です。

(御座候HP「日本全国あずきの旅」で粥占いの様子がご覧いただけます)

 

神社で「とんど」で正月飾りを焼いたりと

いよいよ正月気分も抜けきって

小豆文化の創造に向かって邁進して行かんければならんと

そういう気分になる一日でした:running: